ハワイでの食事:ハワイにはどんな食べ物がある?

ハワイの料理

以前はハワイの料理(Hawaiian cuisine)と呼べるものがそんなにはありませんでした。ハワイで食べると言えば、パイナップルスライスののったピザ、本土から船で送られる冷凍物、または西洋化された食べ物など。それが、ここ二十年の間にハワイではハワイの郷土料理と呼ばれる新しいものが生み出されたのです。

今日、島のシェフは、新鮮な魚、アジアのハーブと調味料、そしてトロピカル・フルーツソースなどを素材として混ぜ合わせ新しく創造的な料理を作りだしています。結果として、他では見つける事の出来ないグルメな料理として、ハワイは世界でも注目を浴び始めてきています。

これらの上品料理から、気軽に食べられる地元の人たちが毎日食べているハワイアン・メルティング・ポット(人種のるつぼ)的な食べ物もあります。地元で一番人気のあるランチと言えば、紙のお皿にのせられた揚げた魚か鳥肉か牛肉に照り焼きソースをかけたものに、ご飯、マカロニ・サラダ、とグレービーソース付いてくるもの。このランチは殆どのカジュアルなレストランや海辺の屋台で食べられます。それと、ロースト・ポーク、ココナッツ・ミルク、プリン、タロイモをすりつぶして作った紫色のタロなども人気があります。

一般に、地元の食べ物はカロリーが高く澱粉が多めのものが多いです。ただ、小さなレストランや家族で経営しているレストランなどでは、それほど高くもなく量も多めのおいしい地元の料理を出しているところもあります。以外とそんな場所も見つけてみるとあるものです。ワイキキのど真ん中にあったり、または隣の小さな島にあったり。他に目につくのは、道端にある数々のトラックの屋台でしょう。

ハワイの食事はかなり冒険的でもあるます。と言うのは、いろいろなおいしい魚で外国名のものが多いからです。アヒと、オパカパカからマヒマヒ、や、ウルアまで。島の農業に関しては、溶岩の豊富な土の為、野菜がすくすくと育ちます。そしてハワイの御馳走としては甘くて風味豊かなマンゴ、パパイヤ、ライチ、lilikoi (パッション・フルーツ)、スター・フルーツ、グァバ、パイナップル、バナナ、その他の見た事のない様な果物までも。また、ハワイには、数知れない程の島で育てられた肉があります。ハワイのビッグアイランドは50,000頭以上の牛を育てる米国の最も大きい私有の牛の牧場まであると言われています。

地元のおいしい食べ物を味わうのには、Luau(ルアウ)の変わったハワイアンの宴もいいかもしれません。そこに着いたら、おそらく花と貝のレイで歓迎され、座まで案内されます。ルアウでは、お客はレイ作り、やりの投げ、フラダンスのようないろいろな活動に、参加したらと誘われます。ルアウの宴は、イムと呼ばれる地下のオーブンからロースト・ポークの発掘を目撃したところから始まります。

ロースト・ポークは食べ放題のテーブルの真ん中に置かれます。その他にもハワイの伝統的な食べ物、ロミロミ・サーモン、ハウピア、タロ・ロール、やポイなどもテーブルに出されます。ポイはポイ自身には特に味もなくただ粘り気があるだけなので、何かと一緒に食べる事をお勧めします。 しかし少なくとも試してみた方がいいですよ。また食欲を満たす為に、ヨーロッパおよびアメリカの食べ物、フルーツおよびデザートもあります。 夕食の後は、夜の催し物です。ポリネシアの歌、ドラムや、踊りが華やかに行われ、最後はサモアンのファイヤー・ダンス・ショーで占められます。

ハワイはアジアが大半の人口を占めているので、おそらく東洋系の味がかなりの影響を与えています。島のアジアレストランの成功がそれを語っています。しかし全面的に、ハワイは世界中料理のメッカとして注目されて来ています。