モロカイ旅行とバケーションのご案内

アロハ(ハワイ語で「こんにちは」)。ようこそモロカイへ。モロカイは「フレンドリーな島」としても知られています。シンプルで静かな美しさ、素朴なビーチをお探しの方には、モロカイ島がいいでしょう。信号機、高い建物、ナイトクラブはこの島にありません。モロカイは、ハワイ精神で満ちた8千人の住民を持つ平穏な島です。

地理と気候

モロカイは海抜およそ137メートル(449フィート)の位置にあります。他ハワイ諸島と同様、モロカイの気温は年間を通じて快適で過ごし易く、平均23.8℃(75℉)です。冬期の夜の気温はそれより少し下がります。優しい貿易風が、常に気温を上昇させる強い太陽に対抗してくれます。

モロカイ北部海岸では、海に堂々と面した火山岩絶壁に立ち、人のあまり行かないペレクヌ渓谷とワイラウ渓谷を下に眺めれば、天国に近付いたような気分になります。西モロカイでは、何百年、ひょっとしたら何千年も変わっていないような独特な風景が見られます。古代ハワイの魚池や発掘地帯は見る人の好奇心を誘い、この島で昔栄えた文明を覗き見させてくれます。モロカイでハイキングをすれば、いい景色を展望できる場所や、急なジグザグ道、隠れた熱帯らしい場所が、他に例を見ないほどたくさんあります。

モロカイ南海岸で一番主要な村カウナカカイには歴史が色濃く残り、昔パイナップルを輸送する港として栄えていたことを思わせます。マウナロアは島西側にある以前パイナップルプランテーションだった町で、風変わりな店や地元のアートギャラリーを見て歩くにはとてもいい場所です。ロイヤル•カプアイワ•ココナッツ•グローブはお見逃しなく。カメハメハ大王5世が1860年代に植えた最初のココナッツの木々が唯一生き残っている所です。

ビーチ

モロカイの多様な海岸のどこかで日光浴をたっぷりどうぞ。モロカイはたくさんの隠されたビーチで慕われています。その一例がポポハク•ビーチで、ハワイ州で一番大きい白浜です。また、北西はずれのカワキウビーチに行ってみて下さい。この島で見つかる隠れ家的ビーチの代表例です。キャンプをする人はポポハク•ビーチ•パークとオネ•アリイ•ビーチパークでテント使用のキャンプが出来、トイレとシャワーがあります。ここモロカイでは、大小、白砂黒砂、と様々なビーチが見つかります。サーフィンをする人で挑戦がしたい人は、冬の西奧海岸に来る大波が気に入るかもしれません。穏やかな波と軽い泳ぎを好む人は、マーフィー•ビーチとサンディー•ビーチなら大丈夫なはずです。ダイビングをする人は、北海岸にあるハワイ唯一の珊瑚礁の素晴らしい眺めを楽しむはずです。

カラウパパ

モロカイに居る間に必見なのは、モロカイ北海岸のマカナルア半島にあるハンセン病患者の集落カラウパパです。ハンセン病の手に負えない程の広がりで、ハンセン病患者はモロカイ島のこの地に強制隔離されました。カラウパパは三方を海、もう一方を海に面する、到底登りきれない絶壁に囲まれ、これ以上隔離された場所はない、というぐらい隔離された場所です。ここはベルギー人のダミエン神父とその他の、ハンセン病感染の危険を恐れず献身した人々により運営されていました。今日では、カラウパパは国定史跡の地位を得、ごくわずかな前ハンセン病患者が住んでいます。徒歩またはロバに乗り、この地で行われた無私の看病と治癒の崇高さを思いめぐって下さい。

モロカイが特別な理由は?

素朴で自由で、はっとさせられるような島に行ってみたい人に、モロカイはお薦めです。人のいないとても綺麗なビーチを求めてモロカイに来て、時間を忘れて下さい。ショッピングセンター、エレベーター、ファーストフードのドライブスルーが無い場所を求めて、モロカイに来て下さい。モロカイは50年前のハワイそのままだと言われています。モロカイの田舎地域には、土地を維持し、水を汚さないように献身する漁師や農民がいます。島のペースはゆったりで、田舎暮らしが唯一のここでのスタイルです。野生で未開発のモロカイ島は、自分のペースを見つけ、明快さを取り戻し、自然の本質をそのまま受け入れるのに、ぴったりな場所です。