ハワイの文化遺産

Heritage(ヘリテイジ):文化的遺産あるいは伝統等、世代から次の世代へと、その文化のグループの中で、受け継ぐもの。分かりやすく言えば、先祖から受け継がれた文化や伝統。

ハワイが太平洋中間に位置しているおかげで、ハワイのヘリテイジは世界で一番多様と言われています。何百もの豊かな文化的な慣例が、ハワイに多くの移民を増やし、豊かなハワイ独特のコミュニティを作り上げたのです。

ハワイの地元のヘリテイジは、伝統やダンス、また中国、日本、フィリピン、サモア、ポルトガル、韓国、タヒチ、ニュージーランド等の食べ物までもです。ここではまた、週末にはフラダンス競技会、日本の盆踊り祭、地元の仏教徒寺院が行われるので、そんな地元の雰囲気に浸れるかもしれませんね。また、ハワイで時間を過ごす事によって、昔からの何世代にも渡る、強い伝統の結びつきを感じる事でしょう。サーフボードを手に取り海へ行ったり、豚のカルアやポイを食べたりする事は、まさに100年前にハワイ古代人がしていた事です。そして、“アロハ”や、“マハロ”を使ったなら、あなたはまさにハワイの地で、その祖先の伝統を一つによみがえらせているのです。

キリスト教の宣教師が着く以前から存在していた、そんな純粋で平然としたハワイのヘリテイジは、ビショップ博物館を訪問したり、ハワイの歴史や文化の本を見たり、地方のハワイ人と話をする事で学ぶ事が出来るでしょう。そこで、今日のハワイ人がどのように繁栄し、その土地、伝統的な文化、先祖との繋がりを発見したかを突き止めてみて下さい。高貴の居住地だったイオラニ宮殿、ハワイの支配者の拝礼の場所カワイハオ教会、リリウオカラニ女王の家とされていたワシントンパレスなども、是非一度訪問してみるとよいでしょう。どこの島にいようとも、過去の経験を感じる事は、さほど難しい事ではないと思います。

ハワイのヘリテイジは昔と今の繋がりを知り、地元の人々の現在とその祖先との強い繋がりを保つ為にとても重要です。伝統では、ルアウと言われる1歳の子は、パイナと呼ばれるウクレレの音楽のパーティーをビーチでし、ハワイ古代人を祝います。単に、ハワイの島々を旅行したり、その素晴らしい景色を見るだけでも、十分なハワイの美しいヘリテイジを感じる事が出来るでしょう。

アイナ

恐らく、ハワイのヘリテイジの最も重要な外観と言えば、マラマ・アイナ観念や、土地への尊敬でしょう。クムリポと呼ばれる、古代の創作歌によると、ハワイ人は土地の直接的な子孫にあたると言います。古代のハワイ人は、土地は神からの贈り物であり、皆で共有される物であり、個人で所有される為の物ではないと言っていました。今日では、ハワイ人は島々の美しさをプライドに持ち、この取り替えられない資源の保存原理を管理し続けています。しかし、残念ながら、元祖のハワイ人としての血が流れている人は地元でも数少ない為、その土地の生得権がある人も少ない訳です。現在でも、何人もの人が、家屋敷の土地為に待ち続けています。

オハナ

古代のハワイ人は、非常に忠実で、家族に献身していました。ハワイ人は、自分達を他人と分けずに、他の家族も一緒になって、助けながら生活をしていました。共有は主要な構成要素で―仕事をし、家族みんなを食べさせ、守り、皆が頑張って働き助け合って生活していたのです。

物語を語ったり、信念や考えを分かち合ったりする事は、今日ではハワイの文化の重要な部分になっています。ビジネスの場面でさえ、商談に入る前には雑談は、家族について聞いてみるも失礼ではありません。

フラダンス

“Hula(フラダンス)は心の言語、従ってそれは、ハワイの人たちの鼓動です”―カラカウア王

フラダンスは、ハワイのヘリテイジを表現する最も具体的な例で、今でもその根に忠実なまま、育ち続けています。フラダンスは、ただのダンスのスタイルではありません。それは、その歌、身ぶり、動きを通して物語を語り、神あるいは女神の名誉の為、戦士の業績を高める為、あるいは土地の美しさを祝う為に踊られるのです。もともと、フラダンスはポリネシアの移民によって、ハワイ諸島で発展させられた古代の慣例なのです。

実際は、フラダンスはエンターテインメントの形式ではなく、決断、敬意、正確さの実行であります。フラダンスの女神ラカのアウマクア等のフラダンスの起源は、伝説的なものが多いです。フラの動きはただの動きではありません;あらゆる動作には目的と意味があるのです。古代では、それには宗教的なメッセージと儀式を運ぶことに使われていたのです。フラダンスは、1820年以降にキリスト教の宣教師によって禁止されましたが、このユニークで文化的な肖像は、復興を経験し、今でも人気を増し続けています。今日では2つのフラダンス、近代的なフラ・アウアナと、古代的なファ・カヒコの練習の形式があります。クム・フラやフラの講師によって、今日のフラダンス参加者たちはフラダンスの学校に出席しています。

芸術

古代のハワイ人は、芸術的で自然な見通しの熟練した職人でした。ナ・ハナ・ノエアウと言うのは、“賢い芸術的な仕事”の意味でハワイの芸術の象徴であります。ハワイ人は、自ら持った特殊技術を、創作的で美的な原理を使って適用していたのでしょう。

カパとは、ワウケという植物を砕き作った細かい材料で、毛布、溶岩、ムームーに主に使われていました。そして竹の自然の染料は、込み入った繰り返しが多いパターンを作る物に使われました。有名なプアナニ・ヴァン・ドロペは、今でも有名なカパのアーチストとして、古いデザインの複製の為に、1日に8時間以上もカパを叩いていると言われています。

ラウハラ(ハラの葉)は、未だにボウル、帽子、マットまでを作り出しています。葉は、乾かされ、はぎ取られ、複雑に組み込まれます。

ハナ・ノエアウのもう1つの例は、ハワイの最高官のチーフ達の為に作られた驚くほどの羽毛織りのマントです。いくつかの鳥はもう絶滅してしまいましたが、明るく色を塗られた鳥の羽毛は、階級を示した印象的なマントを作るために使われたのです。この様な羽毛織りマントは、現在もホノルルのビショップ博物館で展示されています。

ハワイの森林の王と呼ばれる、アカシア・コアの木は、古代に巨大な航海のカヌーから小さいボウルまで全ての構築に使われました。コアは現在も使われていますが、だんだんと減ってきています。

言語

E ola mau ka olelo Hawaii ハワイの言語は生きます!
ハワイの言語がハワイにとても深くなじんでいる為、ハワイで一つや二つのハワイ語を学ばずに帰るのは不可能です。ハワイは、ハワイ語が話される世界の唯一の場所として、家族の中でハワイの言語が生き続け、子供達はハワイ語の浸入学校プログラムでハワイ語を覚え、世代で語られる物語は次の世代に伝わり、諺は高齢者によって未だに語られています。

音楽

ウクレレは、ハワイで最も知られているハワイの音楽です。ウクレレほど有名ではありませんが、オヘ・ハノ・イフと言う、竹とヒョウタンドラムで作られた鼻笛もハワイの代表として知られています。ウクレレ弾きには海辺の公園から、裏庭までのほとんど何処ででも見ることが出来るでしょう。イプ・ヘケ・オレはフラの最中に使われ、オヘ・ハノ・イフは今でもファルセットとレゲイの歌によく使われています。ヒョウタンの羽(uliuli)と、竹の裂け目(puili)はユニークな音として、フラダンスやハワイ音楽の表現に使われます。

食べ物

オノ・グラインズ・イーティングとは、ただのハワイの習慣ではなく、食べ物が体、心、精神に食物を与えることを意味します。伝統的なハワイの社会では、食べる事は豊かな象徴でした。昔、アハ・アイナと呼ばれていたルアウは、参加者達を一つにして、好意、感謝、賞讃を育てるように考えられたイベントでした。ルアウの目的は業績祝い、神やヒーローへの名誉、重要なイベントを記念する事だったのでしょう。いくつかの古代の食物は、力や活気、美徳や、目的の達成等を象徴したりするものもありました。

ルアウという言葉は、タロイモ葉を意味し、それはハワイの重要な食事の要素を参照するものでした。古代の信念では、タロは家族の中の長男であり、また生命維持の為の最高の贈り物ともされていました。タロイモにはいろいろな食べ方があり、特に人気なのは、ポイポウンダーと呼ばれた特別な器具で、タロイモ根の強打を通してペーストにしたものです。そして、ルアウは、魂の祝典、昔と今のルアウの統一を祝い、沢山のハワイの食物を囲み行われます。もしまだカルアの豚、イカのルアウ、ロミロミサーモン、ハウピア(ココナッツプディング)を試していないのなら、オノ・グラインドは島のほとんどのレストランで見つけられるので、試してみて下さい。

資源としての海は、古代のハワイ人から、釣りの為の航海と旅行や、気晴らしとして利用されてきました。魚と海生き物は、タンパク質として非常に重要な資源とされ、ハワイ人は保存に特別な注意を図る為、戦略的に珊瑚礁及び釣りの扱いに気を付けたのです。今日、ポリネシア人の航海は、未だにこの実行を行っています。

ハワイ諸島への居住者と訪問者は、ここでハワイのヘリテイジの強い影響力を経験出来る事を喜んでいます。ハワイ人の人口が、西洋との接触後にかなり減少したという事実にもかかわらず、古代の慣例や文化的は、今でもハワイに残っています。今日ハワイ人は、美しい島に残された古代の社会を受け継ぎ、それを守っています。もしハワイを訪問するなら、ハワイのヘリテイジを学んでみて、昔を想像してみるのもよいでしょう。