ハワイの言語

オレロハワイ

“オレロハワイ”と言われるハワイ語は、世界の中で最も古い言語の1つと言われています。1778年以来のハワイへの西洋人の導入以来、ハワイ語を話す人々の数は劇的に減っています。そして現在では、ハワイに住んでいる人々のおよそ1%しか、ハワイの母国語を話す人々はいないのです。

ハワイ語には、慌ただしい歴史があります。過去30年くらいの間にハワイ語の復活があり、今では多くの人々が、再びその言語を学んでいるのです。今日では、ハワイの言語を導入している学校もあり、そこではハワイのヒロ大学からのハワイ言語の修士学位を得ることさえできるのです。

ハワイ語の歴史

キャプテン・クックの到着以前のハワイ人は、まさに口語だけの生活でした。1778年にキャプテン・クックと彼の連れ達は、ハワイの言語を記録した時、直ちにその言語がマオリ人とタヒチ島人の話している言葉と似ている事に気付いたのです。

宣教師がハワイに着いた時、彼らはハワイの口語を書き言葉に変え、ハワイ人に書き下ろしたハワイ語を読めるように教えたのです。そうする事によって、宣教師がハワイの人たちに、聖書のメッセージをハワイ語で伝える事が出来るようになったのです。

宣教師たちは、12からなる“ハワイのアルファベット”を生み出し、後にそれらに句読に似たシンボルの“オキナ”と“カハコ”を付け加えたのです。

ハワイ語の禁止

ハワイ語は長い間、ハワイの第一の言語とされてきました。1898年、アメリカ合衆国の領土としてのハワイの併合後に、ハワイ語は公式に学校と政府から排除されました。ハワイの言語の使用が、カメハメハ学校と言われるハワイ州人の家系の子供達だけの私立学校でさえ、禁止されてしまったのです。

ここで注意してもらいたいのが、この禁止が決してハワイ語を完全に反対していたものではなかった事です。毎日の生活の中、人々はハワイ語を話していましたし、14の新聞はハワイ語で印刷されていました。この頃の、重要人物としては、1834年頃のカ・ラマ・ハワイとケ・クム・ハワイ、1861年から1927年の66歳で任務したカ・ヌペパでした。

ハワイ語の復活

1978年に、ハワイ語はハワイ州の公用語と認められました。そして連邦政府によって、資金を提供されたハワイ語言語導入プログラムが1989年に始まりました。今では、多くの学生が大学の単位に必要とされて、ハワイ語を勉強しています。

今日では、およそ1,000人の本来のハワイのハワイ人達と、8,000のハワイ語を話したり理解出来たりする事の出来る人達がいます。キャプテン・クックがハワイの島に辿りついた頃は、500,000程ものハワイ人が住んでいてハワイ語を話していました。その数は減少したにも関わらず、ハワイ語が今また復活してきている事は、とても喜ばしい事であります。

ハワイ語は

ハワイ語は、12の文字があります。それは、5つの母音と7つの子音のアルファベットです。そして、それに加え“オキナ”と“カハコ”があります。これらは、文字の発音を変える句読点等です。

ハワイのアルファベットは以下の通りです:
A, E, I, O, U, H, K, L, M, N, P, W 

母音は英語の発音とは違います。しかし、日本語と同じです。

Aは、“ア”と発音 
Eは、“エ”と発音
Iは、“イ”と発音
Oは、“オ”と発音
Uは、“ウ”と発音

伝統的には、Wの発音は、英語で言う“V”の発音に似ています。日本語では“ヴィ“ですね。

子音が母音と一緒になる時は、それが母音の音になります。例えば、“H”が母音と一緒になると以下の様になります。これは、日本語の発音と同じですね。

Haは、“ハ” と発音 
Heは、“ヘ” と発音 
Hiは、“ヒ” と発音 
Hoは、“ホ” と発音 
Huは、“フ” と発音 

オキナとは、アポストロフィ(‘)で、文字を分けるときに使います。“声門閉鎖音”と言われるオキナは、2つの母音の間で使われます。本来のハワイ州人や、伝統的なハワイ語を話す人達は、オキナを話すときも書くときもよく使いますが、通常は、書く時やインターネット上では使いません。ただ、いくつかのハワイの新聞とハワイの本ではオキナは使われている様です。

例えば、ラナイ(Lanai)をオキナなしで読むと、“ラーナイ”(Lah-nigh)となります。それが、オキナを付けると、ラナ‘イ(Lana’i)となり“ラナイー”(Lah-nah-ee)となります。

もう1つの例と言えば、モロカイ(Molokai)です。もしオキナなしで書けば“モーローカイ”(Moh-loh-kai)ですが、オキナを付けると、モロカ‘イ(Moloka'i)となり、“モーローカイー”(Moh-loh-kah-ee)となります。

どちらの発音も受け入れられていますが、注意しておきたい事は、場合によってはオキナで意味が変わってしまうのです。

カハコはダッシュ(-)で母音の上に位置されます。これは、その母音を延ばす意味を表します。微妙なので、こつをつかむのが難しいかもしれませんね。

すこし、ハワイ語が理解出来たでしょうか?もう、フラダンスの歌を聞いて、オキナとカハコを聞き分けられるかもしれないですね。